2010/07/27

7/27:桜沢先生、易、形而下学、栄養学

マクロビオティックは日本の伝統的な世界観に立脚した健康法である。
それは「自然征服」でなく「自然適合」、「部分的・分析的」でなく「全体的・総合的」であろう。
それを食に適用した場合、「栄養成分」でなく「全体の機能」に着目することが必然となる。
桜沢如一は宗教的な東洋の世界観を、易の原理を再編成することで形而下学的(科学的思考に適う)に説明、食養療法の原理として世界に宣布した。
分析的・還元的栄養学に対し総合的・演繹的価値基準による新しい栄養学を提唱したのである。