桜沢は「無限の世界」という言葉を使いました。
物理学でこの世を調べていくと、最終的には無限に広がる世界があり、そこに無限の素粒子があることになります。
全ては突き詰めると素粒子であり、その素粒子が原子となり、原子が分子となり、分子が臓器となるプロセスで我々は出来ています。
海外にも「集合無意識」、「アカシックレコード」といった言葉がありますが、桜沢は西洋に東洋の思想を広げるために「無限の世界」という言葉を用いたのです。
これらは西洋風の能動的に分析する考えではわかり辛く、東洋風の受動的な(自然をどう受け止めるか)考えをすることで陰陽に至り、わかり易くなります。
本能、情報、知識をいくら集めても本能(これを桜沢は判断力と呼びました)を開発しなければ本質はなかなか見えません。