森林というのは陰陽の調和が大変よくとれています。
しかしこれを部分だけ見ると争いがあり、調和がとれているようには見えません。
全体を見るには陰陽の見方が必要なのです。
陰陽の見方をしながら森林浴をすると、いつまで木々を見ていても飽きないものです。
本来日本に「平等」はなく、「補う」(陰陽)関係があります。
森林の木々にも低い木、高い木、細い木、太い木など様々な木があります。
これらが皆平等というのはおかしなことで、それらは陰陽で構成された補う関係なのです。
同じように我々も心と体が一体であり、体が陰陽調和しなければ心が調和することはないし、その逆もまた然りです。