対し、石塚左玄の説く食養学では、人間は自然の一部であり、生かされている。
旬のものを、全体を捨てることなく食す、身土不二、一物全体が基本となります。
しかし江戸時代以降、白米が普及する時代の流れの中、石塚左玄の食養学は水面下へ身を潜めてしまいました。
そのような時代、桜沢如一は易の考えを携え海外へ向かいました。
易の思想を持たない西洋人にそれは神秘的に映りました。
桜沢如一は、石塚左玄の食養学をさらに合理化、学問化する功績を残しました。
この流れの中、現在「統合食養」としての動きが見られます。
来る6月16日・17日、横浜で内閣府等主催の「第7回食育推進全国大会」が開催されます。
是非こういった活動で若い人へ食の大切さを伝えて行きたいものです。