先日芸術家としても有名な俳優の方と会食する機会がありました。
そこで役作りのコツについて尋ねてみたところ、それは台詞の反復だということでした。
言霊という言葉があるとおり話す言葉には心が込もっており、それを繰り返すことによりなりきる、つまり自分と役柄が一体(憑依)になっているのでしょう。
東洋医学の治療というのは、術者が患者に憑依し、患者の心が何を求めているかを察知し、それに合わせた治療をします。
昔の医学では洋の東西を問わずこのような治療がされていましたが現代は人を機械として見る治療が主体となっています。
近年活発になってきている統合医療に期待しています。