私たちが学校で習った科学的な考えは、人間と自然を切り離すものです。
その考えでは人間がいなくなっても自然は何も変わらず成り立つこととなります。
しかし東洋の考えでは人間は自然の一部であり、人間の考えることも自然の動きの一部なのです。
そのため人間がいなくなってしまうと今現在の自然は成り立たなくなるということになります。
また科学の見方は絶対とするものです。
毒は絶対の毒であり、薬は絶対の薬です。
そのため放射能は排除せねばならないということになります。
陰陽は相対論でありますから、絶対の善悪、絶対の薬や毒は無いのです。
放射能は多量はもちろん良くないのですが、少量ならば体に良いとされ、療法にも利用されています。
白血球といえば、体の免疫力を決めるものですが、これには顆粒球とリンパ球があり、このバランスが崩れてしまうと顆粒球が胃の粘膜を傷つけてしまいます。
ある人がAさんにとっては善人ではあるがBさんにとっては悪人であるようなものです。