男女で並んで歩くとき、左右どちらに立つかというアンケートを実施したところ、男性が右、女性が左に立つという回答が多いようです。
・男性が一般に利き手である右手を空けておくことで有事に女性を守ることができる。
・女性が一般に利き手である右手で男性を捕まえるため。
などこれには諸説あるようですが陰陽で人体を見ると右側が陽性、左側が陰性であり、女性より陽性な男性が右に、男性より陰性な女性が左に立つことは自然なことなのです。
しかし最近の若者はこれが逆になることが多いようです。
老子の書に、君子は左に立ち、補佐官は右に立つとあります。
しかしこれが戦の世となると逆になり、君子が右に立ち、補佐官が左に立つともあります。
戦時中というのは平和=正常時ではないのです。
若い頃というのは人生に常に不安があるものですから、老子の例のように逆になることもあるのかもしれません。