先日京都にて講演をして参りました。
今回「本能」について話しをさせていただきました。
本能というと「彼は野生の本能を持っている」といった具合に言いますが、本能とは何も特別なことではなく、暑いときに汗をかいたり寒いときに毛穴を閉じたり、日常の中で当たり前に見えるものであります。
私達は日常において陽性に陰性で、また陰性に陽性で対応しております。
ここに間違いが生じたとき、病気や心身の不調といったものが表れます。
この陰陽のバランスを取り、中庸を目指すことが大事であり、その基本が食であるのです。
余談ではございますが、この講演の後桜沢の墓前に参ったのですが、ちょうど出発するというとき朝から降っていた雨が止みました。
「桜沢先生が喜んでいる」と言う方もおられましたが、私は我々の判断力が合致したものと思います。