数年前アメリカに住む友人のお子さんをホームステイにて受け入れたことがありました。
彼はアメリカの工学部で有名な大学に在籍していたのですが、専攻を工学から哲学に変えました。
その講義の中で、「東洋に哲学は無く、あるのは宗教である」と教わったそうです。
私の母が以前牧師から聞いた話では「東洋に宗教は無く、あるのは哲学である」と聞いたそうです。
同じ西洋人の話なのに全く逆なのです。
私の考えでは、哲学と宗教の違いは死後に行く世界があるかどうか、ということであり、宗教にはそれはあ
るが哲学には無いといったところであります。
それによって考えると、キリスト教は死後の世界を認めますが、仏教や神道では一部を除き認めていません
から、牧師の話のほうが納得できます。