2011/10/29

Lima Cafe 11月!

Lima Cafe 11月オープン!


日:11月1日~2日
時:12時~17時
所:日本CI協会2階ホール


11月のメニューは・・・



☆フォカッチャプレート 800円
・フォカッチャ
・野菜たっぷり あったかシチュー
・パンプキンサラダ


フォカッチャとはイタリア料理の平べったいパンのこと。サラダをはさんでサンドイッチとして食べてもよし、シチューにつけて食べてもよし、お好みで楽しめます。


メニューはサンプルです。


☆マフィン
・アップルマフィン 300円
・クルミ&レーズンマフィン 300円
・マロンマフィン 350円


マフィンは3種をご用意。お好みのマフィンをご堪能ください。いつもすぐ売り切れになってしまいますので、ご来店はお早めに!!




メニューはサンプルです。




最中セット(飲み物付き) 500円


最中はもちろん砂糖を使わない小豆あんを使用。普段玄米を食べている方には十分すぎるほどの甘さです。お飲物と合わせてどうぞ!


メニューはサンプルです。


飲み物
・穀物ラテ 200円
・穀物コーヒー、紅茶、緑茶 100円



おにぎり 100円

Seasonal Energy:Autumn (季節のエネルギー: 秋)

ジュリア・フェレー




















伝統的な中医では、自然界における5つの事象を表現する際に5つの変化(5相)という考えを使います。時に、5つの要素、5つのエネルギー、5つの段階、5つの季節などと呼ばれるこうした5つの様式は、我々の身体、心、そして魂のレベルで活動しています。こうした様式に従うことで私達は健康になり、調和を生みだし、生きる活力を強めることができるのです。



秋は温かい季節から涼しい季節に変わる転換の時期です。秋は収穫の時期であり、木の葉が落ち、作物を収穫し、冬の準備に必要なものを蓄える時期です。
 秋は一日の中でいえば夕方にさしかかる宵の時期であり、人々が夕食のために再度集う時間帯です。宵は一日のなかで活動的な時間帯であり、食事の準備に追われる時間帯です。また、地域の人達が集会のために集まるような社交的な活動が多く開催される時間帯でもあります。宵は就寝前にその日の仕事を仕上げる時間帯であり、同様に秋は冬という冬眠の季節を迎える前に一年の仕事を仕上げる時期にあたります。
 一年は春、夏、晩夏、秋、冬の五つの季節に分けることができます。この五つの季節は、私達人間の体の中におけるエネルギーの流れ方やその法則についての情報を伝達する5つの段階と対になっています。5つの段階は一年を通じたサイクルにおける5つの特徴を表しています。誕生の春、成長の夏、収穫と冬眠の冬という自然の流れに対応するものです。この流れに対応する形で人間にも一年を通じた流れがあり、それは誕生の春、成長の夏、エネルギーを蓄える冬という形になります。








Metal-金
 秋に関連するエネルギーは金です。伝統的な中医の用語では、金は凝縮したエネルギーを表します。エネルギーは春に発生し(木)、夏に放出し(火)、晩夏に調整を図り(土)、秋に凝縮し(金)、そして冬に落ち着きます(水)。秋に凝縮するエネルギーは収縮という性質を持ち、秋が深まり、気温がますます涼しくなるにつれ、その性質が強くなります。植物は秋の最初に盛りを迎え、秋の終盤にかけて朽ちていきます。秋が深まるにつれ、人間も同様に活動のペースが落ち、内向的で静かになっていきます。


Body-身体
 身体も季節に対応しています。天気が涼しくなると帽子や手袋を身につけるなどして熱を確保しようと人々は努めます。活発に身体を動かし身体を温めようとする人もいます。身体の熱を逃さないよう静かにたたずむ人もいます。十分に身体を動かし、適度に休む。秋には両方のアプローチが有効です。
 秋と関連する臓器は肺と大腸です。肺は呼吸、すなわち息の吸入と吸出とのバランスを表します。大腸は消化器官の末端に位置し、身体から老廃物を排出する働きがあります。各臓器はエネルギーの集合器官です。肺では二酸化炭素が集まり吐き出され、酸素が集まり吸い込まれます。大腸では排泄前の老廃物から水分が凝縮されます。


Mind-心
 心も季節に対応しています。この時期、子供達は学校に戻り、全員の心に集中力が戻り増し、新しく生まれ変わります。秋の心の持ち様の手助けとなる方法の一つに、一年間の仕事の総仕上げをしていくことが挙げられます。学校活動においてこの時期は物事の整理の時期です。その一方、一年の初めの時期である春という季節に掲げた目標を理解し、整理し、完成していく時期でもあります。さらに、庭師が冬に備え不必要なものを取り除き冬の苗木を植え付け根おおいをし冬の庭園の準備をするように、人間も内的に集中力を高めることで、心を冬にむけ準備することで成長を図ります。


Spirit-精神
 精神も同様に季節により培われます。一年の中で秋は内向的になる季節であり、周囲の状況を振り返り、冬という内省的な季節に近づく時期です。自らの成長を振り返り、この時期までに成し遂げた成果(例えば仕事、学習、運動、人間関係等)に誇りを持つことができる素晴らしい季節です。


Foods-食べ物
 秋のエネルギーに働きかける方法のひとつとしてたべものを通じたものがあります。たべものを選ぶことは体、心、そして精神を養うことです。ここではそのいくつかを挙げてみます。


1.Adequate nutrition-適切な栄養
辛み。たんぱく質や良質な脂質を有している穀物や植物をベースとした元から十分な栄養を摂取することができます。適切なカロリーを摂取しましょう。そして必要に応じて野菜の中の穀物と豆の割合を増やしましょう。天候が涼しくなるような時には必要に応じてその割合を調節しますが、夏や晩夏では、野菜を食べる割合を高めていくことは素晴らしいことです。加えて、辛さやピリッとした刺激のある風味を、食事にいつもより多く取り込むよう心がけましょう。穀物と豆類での食事の質の良さは、その栄養価の豊富さにあります。風味や消化を助けるために料理にはいつもより多めの香辛料を使いましょう。シラントロや胡椒というような晩夏の香辛料から、生姜、ニンニク、シナモン、ホースラディッシュ(西洋ワサビ)、わさび、そしてマスタードといった秋の香辛料へ変えていきましょう。


2.Cooking techniques-調理技術
風味や温かさ、エネルギーを引き出す調理技術を使いましょう。それには、煮込み、圧力調理、焼きしめといった調理法があります。熱を集め温かい料理を頂くために長時間かけ食べ物を調理しましょう。豆を電気鍋で一日煮たり、パンを焼いたりするのもいいでしょう。そうすることで家の中も温かくなります。


3.Local seasonal foods-地元でとれる季節のたべもの
秋は実りが豊富な季節です。とてもたくさんのたべものを収穫最盛期のあいだ楽しむことができます。たとえば、全てを食べることは難しいですが、カボチャ類、人参、葉もの野菜などが挙げられます。痛みやすい緑の野菜やブロッコリーは最初に頂き、玉ねぎや冬かぼちゃなどの保存のきく野菜は貯蔵しておきましょう。
また、ナッツ類、種類、豆類、そして穀類の新ものを探してみましょう。カリフォルニアでは、私たちは玄米の新米を重用しています。晩夏までには作付した玄米を購入できます。9月や10月には、私たちは収穫したばかりの新鮮な風味を楽しめます。季節のたべものを楽しみ、楽しく食べましょう。野菜は冬の準備に向けたエネルギー貯蔵庫としての役割も果たしています。


4.Other foods-他のたべもの
金のエネルギーのためにもってこいのたべものは玄米、白い豆、白っぽいイモ類、玉ねぎ、ニンニク、キャベツそして大根です。これらの食材をほかのすべての穀類、豆類や野菜と組み合わせて頻繁に使っていきましょう。覚えておいてほしいのは、テーマはエネルギーを集めること、凝縮させることで、そのためにいろいろな食べ物や調理方法を使うということです。
 秋は収穫の時期です。多くの伝統芸能が感謝の祝賀とともに実りの豊かさを祝います。季節を楽しみましょう。そして、あなたの人生のすべての実りに感謝しましょう。
 たとえば呼吸器や消化器官の問題といった不調が秋に出ることがあれば、あなたがその不快感を取り除くためにたべものがどのような役割があるのかを考えてみるのもいいと思います。最小限の動物性と(あるいは)最小限の砂糖入りのたべものをとり、ほかの大部分を植物性ベースにした食事は健康に寄与し、多くの共通した問題を取り除く働きを持っています。もしあなたが健康状態に関して、特別なアドバイスを求めているなら、健康アドバイザーの資格を持つ人の助言を求めるといいでしょう。マクロビオティックを教える教師の多くや、ほとんどの伝統的な中医学術者は季節のエネルギーとその助言についてアドバイスしてくれるでしょう。


Fried Rice-炒飯
出来上がり:約1/2カップ分、一人前
炒飯は手軽で、いそがしいときには完璧な食事です。このレシピはあっというまにでき朝食にも最適です。「ぜいたく炊飯」に至っては材料と栄養価がさらに高いです。
 
・オーガニックで未精製のごま油、
あるいはエキストラバージンオリーブオイル:小さじ1/4~1/2杯
 ・みじん切りのニンニク:小さめを1片分
 ・ごくみじん切りにした生姜:小さじ1/4
 ・冷ごはん(玄米): 1/2カップ分
 ・小口切りした葱:大さじ2杯
 ・醤油:小さじ1/2杯


油を熱し、ニンニクと生姜を香りが出るまで30秒ほど炒めます。ご飯と葱をなべに加え、熱くなるまで絶えず炒めます。醤油を加えて味を調えましょう。




Superb Fried Rice-ぜいたく炒飯
出来上がり:約4カップ分
 ・オーガニックで未精製のごま油、
あるいはエキストラバージンオリーブオイル:小さじ1杯
 ・みじん切りのニンニク:2片分
 ・ごくみじん切りにした生姜:1インチ長さ分ほど
 ・みじん切りにした小さめの玉ねぎ:1個分
 ・いちょう切りにした薄切り人参:2本分
 ・千切りキャベツ:1カップ分
 ・海塩:小さじ1/4杯
 ・くずすか、小さめにカットした新鮮な固めの豆腐:1/2パウンド
 ・カレー粉:小さじ1/2~1杯
 ・醤油:大さじ1杯
 ・水:1/4カップ
 ・冷ごはん(玄米): 2カップ分
 ・付け合せのローストしたアーモンド、
ひまわりの種あるいはかぼちゃの種、あれば海苔の細切り:適宜
油を熱し、ニンニクと生姜を香りが出るまで1、2分ほど炒めましょう。人参、キャベツそして塩をいれ、キャベツが柔らかくなるまでソテーします。豆腐とカレー粉を加えてカレーの香りが全体になじむまでソテーします。
醤油と水を加え、ふたをして2,3分、野菜が柔らかくなるまで蒸し煮します。玄米を加えて火を通します。お好みで醤油を足します。
飾りにナッツ、種、そして(もしくは)のりを、サーブするときに添えます。
 このレシピは使い勝手がよく、調理済みのヒヨコ豆やほかの豆を豆腐の代わりに使うことができます。ブロッコリーや、カリフラワー、えんどう豆、生のとうもろこし、もしくはマッシュルームなどがほかの野菜の代わりに使え、いろどりのよさにも一役買っています。



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Seasonal Energy: Autumn(季節のエネルギー:秋)」は日本CI協会・編集部が和訳したものです。


GOMFの連絡先は下記となります。

英語版を読みたい方は下記のウェブサイトをご参照ください。


2011/10/24

浦島太郎の話を陰陽で解く

浦島太郎は物語の最後であけてはだめだという玉手箱をあけ老人になってしまいます。

かごめかごめの歌に陰陽の意味があるように、浦島太郎の話にも陰陽が隠されているようです。

話の中で一番問題になるのは、なぜ老人になるのか、ということでしょう。

「心は年をとらない」

この言葉は、「桜沢如一。100年の夢。」を執筆された平野隆彰さんがGOから学ばれたご自身の座右の銘ですが、この表現に答えがあるように思います。

私達の体は物理的に存在していますが、もとをたどれば元素の寄せ集めです。

「色即是空 空即是色」

これは空間には何もないのではなく、空間には全てがあるという意味です。

何も仏教の言葉を持ち出すまでも無く、西洋ではアインシュタインがこの点を指摘しています。

われわれは個として存在しているのではなく、見えない(空間という)世界の集合体として存在しています。

身土不二という言葉の意味は、その土地に取れたものを食べるべきだ、人間は土から生まれ還る存在だから、という意味ですが、何もこれはモノにだけ当てはまるのではないのです。

「心の身土不二」

その意味は、その人が、その時、その場所、そのタイミングで、最適な判断を下すことができる、そしてそれは直感によるものであるということです。

なぜ老人になるのか?本当に老人になったのか?元々老人だったのではないか?

自分のことを老人と捉える心の持ち様に問題があるのではないでしょうか?

では何故そのように捉えるのか?

それは、浦島さんに聞いてみないと分かりません。

「心は年をとらない」

だからGOは「永遠の少年」だったのではないでしょうか?

桜沢先生の著書にもある「永遠の少年」。

もう一度読み直してみたくなってきませんか??