2012/08/28

マクロビオティック・ヨガ教室集中講座第5期【8/25】

マクロビオティック・ヨガ教室集中講座第5期【8/25】


講師:森山 幹麗
ヨガアサナや呼吸法、そして瞑想法の実技では、世界に通用する技術を実践・実行致します。
食養とヨガの大切さを、東洋思想から学びます。
また、季節の変わり目の体調コントロール方法など、ヨガと自然食の密接な関係を解りやすくお伝え致します。

【8月の講座内容】
マクロビオティック・ヨガによる社会貢献と世界平和
奉仕行(ボランティア活動)等を通じた、心身の学び方

 東日本大震災から、原発の問題など日本をはじめ世界の人々の意識が大きく変わる出来事がおきました。
大きなものの見方と考え方を実践した生活から、ヨガや瞑想なども取り入れ自分自身の心身の平和を持続しつつ世界の平和に繋がる生き方にシフトしている仲間が増えています。
 金銭やエネルギーの過剰な消費生活に麻痺してしまったと言っても過言ではない現代人は、人間が人間の都合の良い社会生活のための開発による地球環境破壊や生物多様性を無視した行いから、巡りめぐってその影響を受けている状況を悟り、時代に適した形で法律や規制を改善し精進する生き方が求められています。
 我欲を抑えず当たり前のように行っている物事に今一度考え直すという行為を、自分自身と向き合う時間(ヨガ・瞑想)などを利用して実践してみましょう。
人は一人では生きていけないものですから、支えあい協力し合う形を大切にして、古い習慣や足の引っ張り合い・依存や依頼心が先行するような生き方から身を引き、仕事や住む場所を変え、生活そのものの生き方を変えてみる努力が必要です。自分自身で自分の人生の役割に気づいて新しい仲間を作ることも大切です。
ボランティア(奉仕行)活動により、犠牲を伴う信仰心を持ち、国や文化の枠を超えた、全人類が地球環境と平和を前提とした活動に参加するなどして、地球人として日本国内だけで物事を考えるのではなく、全世界や宇宙の出来事が己と関係していることを感じられる意識レベルに生活と行動をシフトしてみましょう。

講師の森山幹麗先生
国や地域の枠組みや民族主義の争いや領土問題を解決するための、多くの人が望む世界の平和に必要なことはなにか?
・アネカンタ
 不定主義、非独善主義、非対立主義
・アヒムサー
 不殺生、非暴力、再生する
・アパリグラハ
 非所有







マクロビオティック・ヨガアシスタント佐々木薫先生(集中講座卒業生)

最後は瞑想で心を落ち着かせます

次回のお知らせ
日 程:9月22日(土)
内 容:マクロビオティック・ヨガ式自己コントロール法&自己管理法
           ヨガの実践により日常での時間・健康・感情・お金の安定と向上方法を学ぶ

全過程(12回)ご出席の方には終了証進呈しております。
次年度へ補講できますので期の途中からご受講も歓迎いたします。
※卒業生はインストラクターとして活躍できます。

いつもご覧いただきましてありがとうございます。
内容の充実に心がけておりますが、皆様のマクロビオティック・ヨガに期待することやご意見・ご要望を遠慮なくお教え下さい。

ご承諾いただけましたら情報を共有できるよう、こちらのブログでもご紹介させていただきます。
お問い合わせはこちらまでどうぞ。







2012/08/23

考える


現代の教育では覚えることばかりですが、「考える」ということもとても大切です。
覚えると考えるでは脳の働きに違いがあり、陰陽でみると覚えることは陽性、考えることは陰性です。
現代人は考えることをしなくなり、覚える(陽性)ばかりになっています。
これは食べ物に例えると肉や卵ばかり食べているような状態です。

科学というのは現象を追求するものです。
スイスの精神医学者であり分析心理学の創始者であるユングという人物がいます。
彼は精神分析学者であるフロイトの弟子でしたが、次第にフロイトとの考えの相違から訣別してしまいます。
その後彼は易を学び、影響を受けました。
それまで彼が抱いていた問題点が陰陽を学んだことで解決したのです。

陰陽を理解するには体で陰と陽を体験することです。

2012/08/21

相対に見る


私たちが学校で習った科学的な考えは、人間と自然を切り離すものです。
その考えでは人間がいなくなっても自然は何も変わらず成り立つこととなります。

しかし東洋の考えでは人間は自然の一部であり、人間の考えることも自然の動きの一部なのです。
そのため人間がいなくなってしまうと今現在の自然は成り立たなくなるということになります。

また科学の見方は絶対とするものです。
毒は絶対の毒であり、薬は絶対の薬です。
そのため放射能は排除せねばならないということになります。

陰陽は相対論でありますから、絶対の善悪、絶対の薬や毒は無いのです。
放射能は多量はもちろん良くないのですが、少量ならば体に良いとされ、療法にも利用されています。

白血球といえば、体の免疫力を決めるものですが、これには顆粒球とリンパ球があり、このバランスが崩れてしまうと顆粒球が胃の粘膜を傷つけてしまいます。
ある人がAさんにとっては善人ではあるがBさんにとっては悪人であるようなものです。

2012/08/10

変化に対応する


体は常に変化します。
そのためずっと同じ食事を続けていけば良いというものではなく、ある日いつもの食事がおいしく感じなくなることがあります。
これはマクロビオティックの基本食をやっているとわかることですが、毎日食べているごま塩が急に見るのも嫌な程食べたくなくなり、鉄火味噌に変えるとおいしく感じたりするものです。

何を食べるかという陰陽は皆さんよくご存知でしょう。
食べる量にも陰陽があります。
大食に比べ小食は陽性であり、小食に比べて大食は陰性です。

体の陰陽に応じて食事を判断できるようになることが肝要です。

Awakening Intuition From Food and Intuition 101, Volume 1(目覚めよ、直観 食べ物と直観101 ボリューム1)


Julia Ferre

ジュリア・フェレー

















イントロダクション
 誰もが直観をもって生まれてきます。それは初めて息をした時にはすでに備わっており、生涯を通じて冴えていきます。それは自然に備わった内なる知識と感情であり、正しい道筋を示すものです。それは、もって生まれた個人的、実践的、そして即効性のあるものです。直観を磨くことであなたの人生が豊かになり、思い通りの人生が送れるようになります。

 直観とは、満足の得られるものを見つけ出し、苦痛をもたらすものを避けるためのコンパスのようなものと言えます。その効用は幅広く、基本的ニーズの充足や生きることの喜びを見出すこと、有意義な人間関係の発見やキャリアの充足などにわたります。

 私たちが直観と考えるものの多くは学習行動(leaned behavior)と実際は言えます。例えば先日、蛇口から水をコップ一杯に注いでいた時です。部屋が薄暗かったこともあり、水が一杯になるのを目で見て確認することはできませんでしたが、それを感じ取り、コップから水が溢れる前に蛇口を止めることができました。これこそ直観だ、と最初は思いましたが、考えてみるとこれは学習行動だということに気づきました。これまで生きてきた人生の中でコップが一杯になるときの音の違いを学習し、この知識を頼りに今、蛇口を締めるのはいつが良いのかを判断していたのだと気づいたのです。別の例として、ある事やある人を直観的に好き・嫌いと言うとします。そうした感情は過去の物事・人物との関係や経験に基づいていることがよくあるのです。

 他方、直観とは試行錯誤を通じて向上し、連想を通じ磨かれるという私たちが生まれもった知性の一部でもあります。直観の物理的な表現は、本能や反射神経、睡眠・栄養・愛に対する欲求です。例えば、人間はある種の制約をもって生まれてきます。飲んだり、食べたり、眠ったり、他人と一緒にいることなどです。やがて、水や食べ物、安心できる場所や友人・家族などを見つけることを学び、それを蓄え、調理し、場所を確保し、人間関係を築いていくのです。この世界を理解するための感覚と私たちの案内役となる直観を活用することで、生存と繁栄のための様々な能力をさらに高めることができます。
 
直観と食物の相補性
 直観を理解し磨くうえで食べ物が有用である理由はいくつかあります。

1.    食べ物には普遍性があります。つまり、毎日食べなくてはいけないわけです。瞑想という直観を理解し磨く別の現実的な方法もありますが、食べるという行為は選択のしようがありません。特に、実践の機会が何度もあることを考えると、食べるという習慣的行為は直観を学ぶ有力な方法です。

2.    食べ物はユニークかつ個人的なものです。直観の学習にそれを取り入れることで学習主体の個々人が関心を持ちやすくなります。

3.    食べ物は生活の基礎です。私たちは生きるために食べ、そのおかげでやりたいことができ、豊かになっていきます。食べ物との基本的な関係を通して成り立つ態度と習慣がそのほかの生活領域において私たちの認識と行動に影響を与えるのです。

4.    食べ物は私たちの健康と感情に影響を及ぼします。反対に、肉体的健康は私たちの心の働き方に影響を与え、その一方で感情は私たちの考え方を特徴づけます。

5.    食べ物は健康、容姿、価値観と直接的な関係があります。現在、大勢の人が食べ物と自己認識に関する無秩序な常習や確固とした主義のない態度に悩んでいます。健康な食べ物や態度を知ること、直観が健康な選択を形成する方法を学ぶことは、食べ物を有意義に理解する基礎となります。

6.    食べ物と同様に直観は誰もが持っているものですし、意識的に活用することができます。食べ物と同じく直観も芸術に至る可能性があります。

7.    直観と食べ物は相補的です。直観を通じ健康的な食べ物を選び、その選択を通じ得られる健全な体、心、精神が直観力をさらに強めるのです。

 多くの人は健康的に食べたいと思っていますが、何を食べ、何を避けたらよいのかということについての無数の食事法や理論に晒されています。直観を通し満足の得られる食べ物が選択でき、自身を養える食事法を考えることができます。直観を活用することでこうしたこと(無数の食事法や理論)を把握・活用できるのです。

この本の活用法
 この本は「食べ物と直観101」のボリューム1です。この本で紹介するテクニックを活用することで、1)自分の中にもともと備わっている直観に気づき、2)自信を持って食べ物を選び調理することができるようになります。長い目で見たときの目的は、自身の欲求と嗜好を基礎に健康な習慣を身につけることにあります。

 この本には全部で42のレッスンが16レッスンの形で各章にテーマを掲げ設けられています。私はこのレッスンを1から42まで順番に学習するように勧めています。各章では食べ物との関係(選択、調理、消費にいたるまで)が学べるようになっています。質の高い食べ物や調理機器の選択の仕方だけでなく、調理のテクニックに関しても書かれています。レシピやメニューもあります。

 11レッスンずつ進め、1週間で1章学習できるようになっていますが、学習の仕方はそれぞれの人にお任せしています。休憩したい場合は章と章の間にとることをお勧めします。各レッスンはその前のレッスンの学習に基づいているため1日に1レッスン以上学習することや、各レッスンを飛ばして学習することはお勧めしていません。ベストを尽くしてください。やる気が大事なのであり、完璧は求めていません。

 ボリューム2ではさらに直観を磨くことができます。ボリューム2では引き続き直観を食べ物とそれを超えた領域にまであてはめ、多くのエクササイズと直観の7領域をさらに紹介・説明します。

 このレッスンを活用し自身の直観的な意識を高め、より健康になりましょう。ベジタリアン、マクロビオティック、ビーガン、など「食べ物で特色づけられた」人になることは今もこれからも期待していません。それでも、この本を活用することで今後一生、自身の欲求にかなった積極的な変化を統合することができるようになることを希望します。そうすることであなたの直観がしっかりと働くことになるのだと、私は考えます。

直観を取り戻す
 健康と直観には関連があります。痛み、病気、ストレスは安らぎへの探究心を駆り立てるものとなり、この衝動心こそ直観が働いていることを示すものです。健全な肉体であれば私たちは余計なことを考えず物事に集中でき、健康であれば直観を養うことは容易なのです。

 誰もが内なる気づきの兆候を感じていますが、その解釈の仕方を知らないでいます。あるいは、状況に応じ直観が妨げられることもあります。例えば次のような点が指摘できると思います。

1.    中毒は正確な内的気づきに干渉し、それを隠す

2.    幼少期の極端なトラウマが自らの内なる声を信じなくさせる

3.    ひどい裏切りにより他人や一般的な助言を聞かなくなる

4.    自然災害を回避すべきであった、あるいはもっと分別を持つべきであったという感覚のような想定および批評

5.    自分を疑うこと

6.    混乱と混沌をつねに生み出す感情・恐怖

7.    以前の状況に対する困惑

直観は誰しも自然に備わっているという前提からすれば、この本を読むことで読者は直観を全身で受け止めることになります。次の項目は直観を取り戻すためのいくつかの「処方箋」です。

1.    中毒を克服する。中毒は深刻な悩み問題であり、必要であれば有名な医者やセラピストからのカウンセリングを受けるべきです。この本の中では軽度の中毒に対する簡単な助言を提供していますが、深刻な中毒に対しては十分なケアを提供しているものではありません。

2.    自身を教育せよ。情報は心を向上させます。

3.    情報を応用するために行動せよ。理論的な理解と共に実践的な行動も必要です。

4.    健全な習慣を確立せよ。食べ物、肉体的運動、休息を含め基本的な欲求を満たす際のリズムと秩序を確立することが必須となります。

5.    安心と常識を可能な限り実行に移せ

6.    ポジティブになれ。可能な限り大きなポジティブ性をもちましょう。

7.    大局に立て。人生のポジティブな側面を養いましょう。

直観とは、いかにして自分が物事を正しく行っているのか、その確認を助ける生まれ持った能力だと思いますし、そうだと確信しています。地球上の誰もが物事を正しく行おうとしており、そのプロセスの背後には直観が働いていると思います。そのプロセスの中心に直観があるのです。

 直観によりあなたの人生が実り多いものとなり、肉体的な活力、感情的な安定、精神的な高潔、霊的な気づき、が高上することを願います。

レッスン9:意見(Claim
 あちこち意見だらけ!医者、政治家、教師、両親、作家、広告家、皆がこれは役に立つ、これは好ましい、これは一番だ、と主張しています。どうしたらその意見が真実だと思えるのでしょうか?

 真実とは普遍的なものであり、常に誰にでもあてはまることです。否定する人が誰もいないことです。例えば、人間が生きるためには水が必要だということは事実であり真実です。その一方、意見とは主観的なものです。先ほどの水に関して言うならば、水の種類や消費量、濾過装置の種類など様々な意見を述べることができます。湧水、山水、濾過水、イオン水などたくさんの種類の水とそれに対する意見が存在します。

 モノに対する意見以外にも経験に対するものも存在します。私の兄が高校でサッカー部に入っていました。ある暑い日の厳しい練習のあと、彼はチームの特大サイズの給水ボトルからコップ満杯の氷水をガブ飲みしたそうで、ひどくお腹を壊しました。彼は氷水のせいだと言い、クラブで激しく練習した後は絶対に氷水を飲まないことにしたようです。彼は私にも自分自身の経験をしきりに説明していました。
 
 意見の中にはまた聞きで伝わるものもあります。ある友人が二人の大人の水泳選手の話を立ち聞きしました。彼らは水泳選手の加水作用(ハイドレーション)について話しており、水中でも脱水すると話していました。片方の水泳選手はスポーツドリンクが身体を水和させると主張し、他方は煮沸水の方が効果があると主張していました。このことを別の友人に話すと、彼も似たような経験をしたことがあると言いました。彼は水を沸騰させ、冷まし、一日の間それを飲みました。煮沸水を飲むことで身体が水和し、吸収力が増し、夜中にトイレに行く必要がなくなったと言っていました。

 意見の多くは広告家がします。水濾過装置を宣伝している複数階層会社のミーティングに参加した際、ある講演者は、検死官が死体の解剖をした際、死体の内臓が脱水していることがよくあると発表していました。体重比で通常よりも水分が多い人であってもそのようなことが起こるそうです。彼は自分の製品が人間の身体を水和化する純水を提供することに優れていると主張していました。

 意見は余興の面があり、役に立つことがよくあり、感激することも時々あります。このレッスンのポイントは「これは本当なの?」ということにあるのではなく、「どう対処したらよいの?」ということにあります。
 ある意見を信じるかどうか、そしてそれに基づき行動するかどうかをどのように決めますか?その主張の根拠と自身が期待することを考えることも大切ですが、独学すること(製品やその価値について学ぶこと)も大切です。聞いた経験が自慢話にすぎないのか、何らかのメリットがあるのか注目してみましょう。ある主張が役に立つのはどんな時なのか、その見分け方を学ぶことに意義があります。

 教育を通じ自身が理解と評価を必要とする情報を得ることができます。練習を通じて見聞の広い選択をする際に必要とされる意識を高めることができます。初心者はまず主張を分析する方法から学びましょう。今回は水を使い練習します。

エクササイズ9:水についての意見を確証する方法
 このエクササイズを通じて水についての意見を確証することができます。エクササイズ8で行ったのと同様、水を一口含み、それを唾液と混ぜ合わせ、じっくりと味わってみてください。その香りとそれが与える満足感を感じてみてください。飲みこみ、胃がどう感じるのか、気持ちが良いかどうか、注意を向けてみてください。ただ感じるだけです。この水について何か特に感じることがあれば、それを受け入れることができるか考えてみてください。

 このエクササイズを他の水でも試してみてください。浄水器の水の代わりにペットボトルの水を飲むか、あるいは水道水の代わりに煮沸水を飲むか、安いペットボトル水でも大丈夫です。最初の水を味わったのと同じように2回目の水も味わってみてください。唾液と絡ませ、その味、満足感、口の中の感触を確かめてみてください。比較してみてどう感じますか?水の種類はいろいろなものを試してみてもよいです。特に気になった水や浄水システムに対して何か感じたときには特にそうしてみてください。

 このエクササイズは水にフォーカスしていますが、食べ物や製品についての他の意見を分析する際にも使えます。

要約:
 人生という旅では無数の意見に出くわします。毎日それに出会い、生きている間はずっとそうです。この本で私が伝えたいことは私がしていることをあなたにもしてほしいと言っているではありません。自分自身で物事を決めていけるような直観を発達させることにあります。意見は常に自分自身の周りにあって、それが自分に合っているのかを決定するのはあなた自身です。どんな意見であれ、それが納得のいくものかどうか評価するのはあなたの権利であり、責任であり、あなたの力が及ぶ範囲のことです。こうしたエクササイズがあなたの直観を磨くことになるのです。



△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼


「Awakening Intuition From Food and Intuition 101, Volume 1(目覚めよ、直観 食べ物と直観101 ボリューム1)」は日本CI協会・編集部が和訳したものです。
GOMFの連絡先は下記となります。

E-mail:gomf@earthlink.net
英語版を読みたい方は下記のウェブサイトをご参照ください。

http://www.ohsawamacrobiotics.com/index.php?page=shop.product_details&flypage=flypage.tpl&product_id=190&category_id=11&option=com_virtuemart&Itemid=109






2012/08/09

男女の陰陽


男女で並んで歩くとき、左右どちらに立つかというアンケートを実施したところ、男性が右、女性が左に立つという回答が多いようです。
・男性が一般に利き手である右手を空けておくことで有事に女性を守ることができる。
・女性が一般に利き手である右手で男性を捕まえるため。
などこれには諸説あるようですが陰陽で人体を見ると右側が陽性、左側が陰性であり、女性より陽性な男性が右に、男性より陰性な女性が左に立つことは自然なことなのです。
しかし最近の若者はこれが逆になることが多いようです。

老子の書に、君子は左に立ち、補佐官は右に立つとあります。
しかしこれが戦の世となると逆になり、君子が右に立ち、補佐官が左に立つともあります。
戦時中というのは平和=正常時ではないのです。

若い頃というのは人生に常に不安があるものですから、老子の例のように逆になることもあるのかもしれません。

2012/08/07

一流になるには

世間はロンドンオリンピックで盛り上がっておりますね。
私もテレビで観戦しております。

私がスポーツ観戦で一番面白いと思うのは、スタート直前です。
それぞれ選手によっていろいろな動きをしています。
ストレッチをしている選手もいれば体を揺すっている選手、じっと静かにしている選手など皆それぞれ違っています。

これはまさに陰陽を調和させているのです。
陰陽を調和させれば、最高のパフォーマンスを発揮できることを一流の選手は皆感覚で知っているのです。
体質は皆一人一人違い、だから一人一人違う動きをしているのです。

スポーツは最初は真似で良いのですが、そのうち自分なりの陰陽調和の方法を開発していきます。
それができなければ一流の選手にはなれないでしょう。
イチロー選手の打法を真似したからといって一流の打者になれないのと同じことです。
イチロー選手は自分の陰陽を調和させる打法を開発したから一流になることができたのです。

マクロビオティック・ヨガ教室集中講座第5期【7/28】




講師:森山 幹麗
ヨガアサナや呼吸法、そして瞑想法の実技では、世界に通用する技術を実践・実行致します。
食養とヨガの大切さを、東洋思想から学びます。
また、季節の変わり目の体調コントロール方法など、ヨガと自然食の密接な関係を解りやすくお伝え致します。

【7月の講座内容】
マクロビオティック・ヨガ食事法・断食療法
陰陽診断や望診法による自己体質理解からヨガと食事の応用方法を紹介


第5期の7回目の講座となりました。

ゲスト講師 三好先生
本日は講師の森山先生のご紹介により、ゲスト講師としてマクロビオティック・ヨガ教室先代の講師であり、沖ヨガ協会理事 三好暁先生がお越しくださいました。
年齢を感じさせないエネルギー溢れた姿に受講生の皆様も刺激されたようでした。
望診法の講義

実技
後半は通常の講座へ戻り,今回のプログラムである望診法の講義や実技が行われました。
手当て法
また、最後にはマクロビオティックの手当て法もお伝えいたします。

修了生と森山先生
そして、今回は修了生がお一人おられました。
今回の修了生は新潟県十日町市にて整体院の院長としてご活躍されており、ヨガ教室も開催されるとのことです。
今後の益々のご活躍をお祈り申し上げます。

全過程(12回)ご出席の方には終了証進呈しております。
次年度へ補講できますので期の途中からご受講も歓迎いたします。
※卒業生はインストラクターとして活躍できます。

いつもご覧いただきましてありがとうございます。
内容の充実に心がけておりますが、皆様のマクロビオティック・ヨガに期待することやご意見・ご要望を遠慮なくお教え下さい。

ご承諾いただけましたら情報を共有できるよう、こちらのブログでもご紹介させていただきます。
お問い合わせはこちらまでどうぞ。

2012/08/02

常識


先日リマクッキングスクールのインストラクター養成講座の修了生が講師になるための講師試験が行われました。
そこで感じたことですが、マクロビオティックは常識的なものであるということに注意しなくてはならないということです。
常識的とは、誰でもわかるということです。
一部の人だけがわかるのではなく、誰もが五感でわかることなのです。
アインシュタインやホーキング博士でなくてもわかり、顕微鏡が無くても見えるものです。

しかし現代は、科学的見方を小さい頃から教えられており、その常識的なものがわからなくなってしまっています。
例えばマクロビオティックの偉い先生が言ったことに簡単に納得してしまうのもその弊害であります。

実体験することがマクロビオティックの学び方であり、自分の判断で理解することで世界が広がるのです。