2013/08/29

低体温について

来る12月15日に第5回医学シンポジウムが開催されます。
今回は渡辺昌先生に加え川嶋朗先生にご出演いただくこととなりました。
先日川嶋先生と対談をさせていただきましたがとても有意義なものとなりました。
(対談の模様は月刊マクロビオティックに掲載いたします)
体温を上げれば免疫力や代謝が上がり健康に良いことは知られるようになりましたが、これは生活習慣で十分に実現できることなのです。
なにも難しいことではなく、早寝早起き、身土不二に沿った食事、体をよく動かす、よく噛んで食べる等が大事です。
低体温に負けない体質というのはつまり陽性な体質ということで、これには日ごろの習慣で作られます。

いち早く体温に注目した川嶋先生はこれをアメリカで発表し、大変な反響を得ましたが、やはりこれを国内で広めたいと尽力なさっています。
是非みなさまに医学シンポジウム及び月刊マクロビオティックで川嶋先生のお話を聞いていただきたく思います。

2013/08/10

伝統食の意味

水を分解すると水素と酸素になりますが、水素と酸素をいくら調べても水のことはわからないのです。
同じように体内の消化液をどんなに調べても体の中で何が起こっているのかということはわからないのです。
ですから食べ物は伝統的に食べられてきた、保守的とも言えるものが良いと最前線で活躍する研究者が言うのです。
科学実験というのはそのシチュエーションで起こる結果の証明にはなりますが、世界は絶えず変化していきますから同じシチュエーションというのはあり得ないのです。
私自身が若い頃にやってうまくいったことを現在同じようにやってもうまくいくとは限らないのです。

2013/08/09

マクロビオティックと東洋医学レポート「気血水と指圧(理論と実技)」 

7月28日に開催されたマクロビオティックと東洋医学の内容を一部ですがレポートいたします。

①気とは
「元気」や「精気」と言うが、これらは腎に蓄えられる。
作物を食べることで水穀の精微を取り入れ、それが胃から肺に上り、肺の清気と混ざり胸の位置で宗気となり、血や水を全身へ巡らせる。
気には大きく分けて「先天の気」と「後天の気」があるが、先天の気は有限であるため、良い空気(清気)と食物(水穀の精微)を取り入れて後天の気を養うことが必要。

②血とは
食物が小腸で吸収され、血となり心へ送られる。その後気と共に全身を巡る。

③水とは
津液ともいい、気・血以外の水分である。
アトピーは皮膚の病気ではなく、水滞、水毒によって起こる

④指圧の実技
指圧の際の正しい体勢、体重の載せ方等
手のひらにあり、様々な効果が期待できる「合谷」、夏バテに良い「裏合谷」を使っての実践

⑤参加者の感想
・気、血の巡りを良くするだけでなく、気、血そのものをしっかり養うために食の大事さを改めて認識しました
・自己流でマッサージをやっていたが、今回ポイントを教えていただいて参考になった
・正しい姿勢でやると力が必要なくできることを体感したので家でも実践してみます

たくさんのご意見、ご感想ありがとうございます。

次回は8月25日 身体観と指圧(理論と実技)です。

◆日時:8月25日(日)14001700
◆場所:日本CI協会2階ホール(渋谷区大山町11-5/電話03-3469-7631
◆受講料:【 単発  】日本CI協会会員/4,500円(税込)、一般/5,000円(税込)
◆持ち物:筆記用具
◆連絡先:事務局:日本CI協会
     TEL03-3469-7631 / FAX03-3469-7635 / E-Mailj-info@ci-kyokai.jp

*都合により、講座内容等が変更になる場合がございます。ご了承ください。