2012/11/30

ニュースを陰陽で見る


選挙が近づいてまいりました。
選挙というのは国全体が陽性になり、経済が動くきっかけになります。

私はインターネットでニュースを見て、それを陰陽で考えることが日課です。
先日中国で豚を9メートルの高さから池に飛び込みをさせているというニュースが出ていました。

豚の脂肪分が落ちて通常の3倍の価格で売れるそうです。
豚の脂肪というのは陰性です。
それを高いところから飛び込ませることで、運動の陽性、緊張の陽性が加わり脂肪が落ちるのでしょう。

中国では豚の脂肪を落とすために毒性の化学物質を使うことがあったようですが、近年中国でも健康志向が高まっているため、高いところから飛び込ませることで代用しているのです。

2012/11/26

対極図に世界を見る


皆さん中国の対極図は見たことがあるでしょう。
対極図の外周の円は宇宙の元を表し、その中に黒と白の陰陽があります。
その陰陽それぞれの中にまた陰陽があるというのを無限に繰り返しているのです。

現在発見されている元素の数は113種、認識されている植物が約23万種(実際には200~300万種とも言われていますが)と言われています。
人間だけでも70億人いるとされ、ブラジルや中国の山奥にはまだ発見されていない民族がいると言います。

これほど多岐にわたる生物ですが、対極図が示すように陰陽の分類はどこにでもあり、陰陽で判断すれば意識では把握していなくても判断することができるのです。

2012/11/15

桜沢の質問


先日、月に一度の桜沢資料館の作業にMI(日本CI協会の前身)の先輩がお越しくださりました。
その方のお話で印象深かった話がありました。

桜沢が集まった弟子達に順番に質問をしていくのですが、その方は恥ずかしさから自分の考えを言えなかったところ、結果その方の考えが正解だったそうです。

桜沢の質問というのは絶対の正解は無く、その場によって正解が変わるものでした。
例えば「朝に道を聞かば、夕べに死すとも可なり」という言葉があるが、これは正しいかどうか?のようなものでした。
これは結果的には見る側によるので正しくも間違いでもあり、重要なのは桜沢の心を読み取れるかどうかということなのです。
マクロビオティックの実践により判断力が高まれば桜沢の心を読み取るのは難しくなく、その人の判断力を試す問題なのでした。

2012/11/10

陰陽を理解する


以前にも何度かお話しましたが、陰陽とは環境を自分がどう受け止めるかということです。
おかれた環境の情報が間脳に集められ、自律神経の働きによって陰陽を調和させているのです。

陰陽は石塚左玄によって栄養学に応用され、また桜沢如一によって自然環境全ての秩序に応用されました。
最前線の研究をしている学者も日本の伝統食が理想的であると認めていますが、これが正しく理解されず違う方向へ利用されている向きがあるようです。

2012/11/02

ミネラルバランス


ミネラルバランスという言葉がありますが、これには2種類の使われ方があります。

ひとつは一般的な使われ方です。
カルシウムとリンや、ナトリウムとカリウムといったミネラル同士の関係を表し、このバランスが崩れると健康を害するといった使われ方をします。

もうひとつの使われ方は自然塩の運動から生まれました。
海水から作った自然塩には現在計量できるものだけで約65種類の微量ミネラルが含まれています。
これら自然にあるもの全てが必要であり、正に一物全体なのです。