2012/05/07

陰陽を生活に活かす



先日茨城県つくば市や栃木県真岡市などで竜巻とみられる突風が発生し、甚大な被害をもたらしました。
竜巻とは一体どのように発生するのでしょうか?
陰陽のメガネで見ますと、上昇しようとする陰性の空気と、下降しようとする陽性の空気の対流によって発生する渦ということでしょう。

科学というものは実体のあるものを分析するものであり、実体のない陰陽というものを計ることはできません。
しかし科学ではわからない陰陽を、我々はいつでも実体験することができます。

しょっぱい物(陽性)を食べると水(陰性)を飲みたくなるし、暑いときには服を脱いだり窓を開けたりします。
これと逆のことをする人はいないでしょう。
我々は知らず知らずのうちに陰陽を調和させ生活しているのです。

しかし、陰陽を知らないばかりに陰陽に翻弄されることも多々あります。
運動(陽性)を頑張ってやるほど、陰性のものを摂り過ぎてしまう(例えばよく冷えたビールのような)といったようなことです。
陰陽がわかると翻弄される人生から抜け出し、思いのままの人生を楽しく生きることができるのです。

近頃「心」が注目されていますが、心とは知識と誤解されることがあります。
知識とは外から与えられるものであり、それはたいてい三日坊主になってしまうものでしょう。

対して、陰陽とは自分自身で見つけるものです。
そのためには判断力を上げることが必要で、それが行動力となるのです。