2010/08/20

8/20:今日の自分と明日の自分

ルドルフ・シェーンハイマーは、生体を構成する物質が日々絶えず入れ替わっていることを実証した米国の分子生物学者である。
同じ分子生物学者の福岡伸一は彼の理論に共感し、「生命は流れの中のよどみ」という考えに至った。
つまりはこういうことだろう。
「今日と明日の自分は全く違う存在である。自分と云うものは何処にもない。故に、自分本位な考えの空しさを知り全体、無限、永遠に導かれて生きていくのが人間である。」