2012/06/12

夫婦アルカリ論


「夫婦アルカリ論」というものがあります。
石塚左玄は、食物の科学的な成分の中にミネラルが様々にある中の、ナトリウムとカリウムに着目し、夫婦のように陰陽一組とする考え方からそう名づけました。
明治期からの流行である三大栄養素に注目するドイツの栄養学に対し、石塚左玄はミネラルに注目したのです。

西洋の考えでは、生と死、健康と病、薬と毒など全ては対立していると考えます。
対し東洋の哲学では、それらは表と裏、夫婦のように相補的であると考えるのです。
ナトリウムとカリウムもそのように相補的なものです。