2012/12/06

日本人と塩


人体の96%が有機質でできており、4%が無機質でできているそうです。
その96%を占める有機質(たんぱく質、炭水化物等)に注目したのが栄養学であります。

石塚左玄は4%を占める無機質に着目しました。
特にその無機質の中でナトリウムとカリウムの比率を重視し、食養を作り上げました。

日本の古代史を見ると、かつては各地に貝塚がありましたが、土器の発明と同時期にそれはなくなっています。
土器の発明により海水から塩を作ることができるようになり、そこからミネラルを摂れるようになったために動物性食品を摂る必要がなくなったのです。