レポーター:相手の好きなところはどこですか?
カップル:全部です。
彼(女)たちの陰陽をどう捉えますか?
全部とは陰と陽、両方が合わさった状態。
なぜ質問にそう答えるのか?
「相手のここは陰性だから好き(嫌い)で、ここは陽性だから好き(嫌い)」
厳密にはこういうことだろう。
だがこのように答える人はなかなかいないのではないか?
そもそも、そのように考えを巡らし分析することは陰陽の訓練では大切だが、日常生活では受け入れ難い。
陰陽は感性である。
感性、あるいは直感と呼んでもよいのかもしれない。
直感が優れていれば、言い換えれば、判断力が高ければ陰陽を活用出来ていることになる。
では判断力の高さはどのように分かるのか?
それは目の前に起こる現象を直視することであきらかになる。
何が判断力を高めるのか?
その基礎は宇宙の秩序に調和した食生活を送ることであろう。
そして自らの実体験を家族・友人・知人などなど、多くの人に話し伝えることである。
誰でも伝道者になれる。
それは救世主の弟子たちの特権ではない。
どうせなら後世の人々に感謝される伝道者となりたいものである。