あなたは次の質問を投げかけられたら、マクロビオティックという言葉を聞いた瞬間、何を想像しますか?
玄米、陰陽、自然食、桜沢、リマ、フランス、アメリカ、久司、ボストン、KIJ、CI、正食協会、などなど
数限りなくさまざまな言葉(概念)が頭に浮かんでくるのではないでしょうか?
そしてマクロビオティックとはそれらのうちのどれかだか言うのではないでしょうか?
久司先生は昨年の講演会で、マクロビオティックを実践する目的は「愛」だとおっしゃいました。そして、その愛とはあなたのためにこの命を捧げますという意味における愛だとおっしゃっていました。
目的がそうであるならば、ではマクロビオティックそのものとは何でしょうか?
愛という目的を達成するために、マクロビオティックを実践する。そのマクロビオティックとは何か?マクロビオティックを実践する、ということはどういうことか?
何故、桜沢先生がマイナス3号食から7号食までの10段階の食事を設けたのか?そして、それが何故マクロビオティックの概念と結びつくのか?
ややもすれば7号食が最高の食事だと考え、そればかり盲目的に実行している人がいます。それは間違っています。偏食には恐ろしい側面があります。たとえ7号食をやっていても、それがその人にとって偏食となっていては、マクロビオティックを実践していることにはならないのです。
「マクロビオティックしてますか?」とは、「陰陽で物事を考え・行動していますか?」ということであり、「玄米を食べていますか?」、「動物性は食べてないですよね?」などの部分だけ捉えた話ではないのです。