2012/02/22

桜沢如一資料館 レポート①

今年1月15日(日)に開催しました「資料館新年会」から早くも1ヵ月が過ぎてしまいました。本当はもっと早くレポートを仕上げる予定でしたが、遅れに遅れてしまい申し訳ありません。

さてフェイスブック上では既に当日の模様をアップしておりますが、改めて当日何が行われたのかまとめておきます。


【報告内容】
①桜沢如一資料館(以下:資料館)の立ち上げ趣旨の説明
②資料館の今後の活動予定内容の報告
③参加者達による交流の場としてのメーリングリスト、フェイスブックの活用について
④「桜沢如一学会(仮)」の立ち上げにむけた準備


①に関しまして改めて報告しますと下記のようになります。
「マクロビオティックの創始者「桜沢如一(ジョージ・オーサワ)」の創設した日本CI協会に残る膨大な資料を中心に、全国に散らばる未知の文献や情報を調査・整理・保存し、インターネット上で公開する活動を有志で行っています。」

桜沢が書き残した文献が未整理のまま大量に保管してあり、その歴史的価値を考えれば今のままの状態で保管しておくことに危機感を覚えたことが背景にあります。また彼の出生地一つとっても和歌山なのか京都なのか(戸籍上は京都なっているが後に本来の出生地の和歌山から転籍したようである)あやふやな所があり、そうした点も含め桜沢如一の人物史と関連資料を正しく整理しようというのが根本的な活動趣旨にあります。


①の目的を達成するために②において今後ボランティア・スタッフによる活動予定内容を以下の通り報告しました。
1)資料館書庫内の資料整理
2)全国(日本・海外含め)津々浦々に点在する桜沢如一に関する資料の収集もしくは所在地(保管人)の確認

1)は書庫近場のホスト・スタッフにより定期的に行います。具体的には以下の活動を行います。
ⅰ)書籍を整理し「桜沢如一資料館 著作データベース」へのアップ
ⅱ)写真を整理し「桜沢如一資料館 画像データベース」へのアップ
ⅲ)カセットテープの講演録をデジタル化し「桜沢如一資料館 音声データベース」へのアップ
ⅳ)各遺品(装飾品、衣服等)を整理し「桜沢如一資料館 遺品データベース」へのアップ

2)はボランティア・スタッフによる報告に基づく。具体的には以下のように情報を整理します。
ⅰ)上記「1)」の活動をサポートするための各種資料(書籍、写真、音声、各遺品など)を保存している人物もしくは場所に関する情報をホスト・スタッフへ連絡
※入手して頂きたい情報は連絡を受けたホスト・スタッフが渡す「調査確認項目書(仮)」に記載してあるのでそれを参考にする。
ⅱ)実際に現地(人物)を訪問し諸々の情報を収集
ⅲ)収集した情報をメール添付で報告
※メールアドレスはボランティア・スタッフにご登録頂いた方にお知らせしてあるものです。スタッフにご登録になりたい場合は次アドレスにご連絡お願いします。<nanabayashi@ci-kyokai.jp
ⅳ)情報をホスト・スタッフの方で整理し管理表上に登録。各種資料の区分に従い資料館に資料をアップ。


③のうちメーリングリストは上記の通りボランティア・スタッフにご登録頂いた方にお知らせしてあるものです。スタッフにご登録になりたい場合は次アドレスにご連絡お願いします。<j-info@cikyokai.jp>。
フェイスブックを活用できる方は誰でも書き込みができるため正式な意味での「報告の場」ではありませんが、ご自由にアップして情報をシェアしていただいて構いません。但しボランティア・スタッフとして登録していただいている方以外の書き込みは信憑性が確認できないため自動的に削除いたします。

④「桜沢如一学会(仮)」とは桜沢が研究してきたテーマごとに定期的な報告会を開催し、その内容を学会誌として編纂・発表することを目的としています。現在ホスト・スタッフによりテーマおよび桜沢執筆書籍および関連研究書籍を整理しています。学会の立ち上げ時期は未定です。
※現在、ホスト・スタッフにより最新の原子転換書籍「Cool Fusion」の翻訳作業をしております。ご協力頂ける方がいれば下記にご連絡ください。
nanabayashi@ci-kyokai.jp