無双とは双つに分かつことができないというという意味。
その無双なる原理が存在するのは一見するとおこがましいように聞こえるかもしれませんが、よ~く考えてみると当然のことなのです。
「原理」ということばは昨今はあまり良い意味での解釈がなされておりません。
イスラム原理主義、キリスト教原理主義、などはその先鋒なのではないでしょうか?
ところがその原理という意味もプロパガンダの一種として自らの主張を無理やり通そうとする一部の利害関係者の独善の表出でしかありません。
原点回帰という言葉も同様です。
様はその本当の意味をその言葉を使用している人たちが理解して使っているのかが大切なのです。
それは表面だけ取り繕い、偽善を装っている昨今の風潮のなかに日々埋没している我々には兎角忘れがちな点です。
では無双原理とは何でしょうか?
何が双つに分かつことができないのでしょうか?
それは「人間の生き方」です。
人として生きる道、といってもよいかと思います。
その道(原理)を踏み外すようなことがあってはならないということは私たちの良心の問題も含め、人間としての生き方の問題だと思います。
マクロビオティックとは人間が本来の人間らしく生きる生き方を学ぶ考え方であり、それが日常生活様々な面で体現可能なのは、そもそもそれ自体がに人間生活法そのものだからです。