2012/01/12

マクロビオティックと自己抑制能力

四苦八苦や生老病死のない世の中は考えられない。

我々にいつまでも現在の年齢が続けば、頭が狂うであろう。

70億人の人間は多かれ少なかれ何かの病の要因を持つ。

マクロビオティックの生き方は我々に弱さで自滅しない為の力強さを与えてくれる。

その為には生い立ちや食歴から自らの弱点を掴む事が必要である。

我々は強さと弱さの両方を併せ持って生きている。

例えば心臓、腎臓、肝臓は強いが、肺や胃は弱いケースがある。

我々はマクロビオティック全体および心身全体を配慮した生活習慣をする事で健康へと進み、また生活習慣を無視すれば悪い方向へも進み得るのだ。

だからこそ完璧な健康という物は存在せず、世の中に存在しない物を求めてはならない。

病気は何処へ行っても存在する事を念頭に、自分自身の弱点をコントロールし、今に活かして生きる事が重要である。